横田滋さんの想い届かず・アニメ「めぐみ」

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アニメ:「めぐみ」 北朝鮮による日本人拉致事件

横田めぐみさんの父、滋さん死亡。

家族会の前代表87歳。

昭和39年(1964年)10月5日

元気な女の子が生まれました。

横田滋さんと早苗さんの間に生まれた女の子。

めぐみと名づけられます。

家族が望んだのは

ほんの些細なことでした。

人並みの幸せ

しかし

めぐみは私たちの愛情を受けてすくすく育っていきました。

やがて双子の拓哉と哲也が生まれました。

家族5人の小さいながらも幸せな日。

それは私たちの願い通りのものでした。

すでに、運命の輪は動き出していたのです。

昭和52年(1977年)1月

滋さんの仕事の関係で新潟県水道町に引っ越します。

お正月だからお母さんの着物着てみる。

その年の春

めぐみちゃんは中学に進学します。

めぐみちゃんは、風疹で入学式を欠席。

今日、撮っておかないと中学のきれいなサクラが散っちゃうよ。

「お父さんは今日しか休みがないんだから。

めぐみ、行こうよ。」

滋さんは、めぐみさんの写真を撮りまくります。

めぐみちゃんはバトミントン部に入り

友達にも恵まれ楽しい学園生活を送っていました。

「おとうかさん、ハイ。お誕生日おめでとう!

これからは、おしゃれに気をつけてね。お父さん。」

めぐみちゃんからのプレゼントは櫛。

そして次の日

昭和52年(1977年)11月15日

行ってきま~す。

それが、私たちが娘を

めぐみを見た最後だったんです。

昭和52年(1977年)11月15日19:00すぎ

「あ~よかった。めぐみちゃんまだ練習やってたんだ。」

「ここまで来たんだから」

「あ~~。バトミントン部じゃない。めぐみちゃん。」

「ちょうどよかった。すみません。

体育館でバトミントン部をしていた生徒は帰りましたか?」

「もうとっくに帰りましたよ。」

「6時過ぎぐらいだったかな?」

「めぐみちゃん~」

「めぐみちゃん~」

「めぐみちゃん~」

「めぐみちゃん~」

「めぐみちゃん~どこ!」

「お父さんすぐに帰って来て!

めぐみちゃんがまだ戻ってこないの」

「それはおかしいな!すぐ帰る!」

「まだ、帰ってこないのか。よし、じゃそのあたりを探してくる。」

「めぐみ」

「めぐみ」

「めぐみ」・・・・

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