感情・幸福の黄金比は3:1ではありません。
どういうことかというと
正確には、2.9013:1のバランスです。
2005年
心理学者であるマーシャル・ㇿサダ氏とバーバラ・フレデリック博士の
論文で
『人間が幸福を感じる転換点はポジティブな感情と
ネガティブな感情の比が2.9013のバランスにある。』との
結論で述べています。
この事を頭の隅において、ここでは3:1(ㇿサダの法則)として
感情・幸福の黄金比率を3:1で紹介していきます。
感情・幸福の黄金比3:1って何?
ある条件を満たしていると人はハッピーになります。
この条件が3:1の割合で
3:明るいことを考える。ポジティブな言葉を使う。
1:暗いことを考える。ネガティブな言葉を使う。
この3:1の比率が転換点で
バーバラ・フレドリクソン氏は
3:1の法則でポジティブな感情の代表的な言葉として
1.喜び
2.感謝
3.安らぎ
4.興味
5.希望
6.誇り
7.愉快
8.刺激
9.敬意
10.愛
これらの感情を生活や人生で感じる時間が多いと
幸せになるという。
ただし
ここで注意いて頂きたいのが比率『3:0』
ではないという事です。
ネガティビティもまた大事です。
ネガティブビティなしの繁栄などありません。
この3:1の法則が数値的基準になっているので
非常に分かりやすいです。
嫌なことが1つあったら、楽しいことを3つやる。
これで、3:1の法則はクリヤーです。
私たちは、放っておくとネガティビティに汚染されていくので
意識的にポジティビティを増やすことが必要です。
ポジティビティ比に自己診断テスト(簡略式)
過去24時間にどんな感情を味わいましたか?
1日を振り返り次の1~20までの
それぞれの感情を最も強く感じた時の度合いを
0~4までの数字で答えてみてください。
0=全く感じなかった
1=少し感じた
2=中くらいに感じた
3=かなり感じた
1.面白い、愉快、バカげていておかしい
2.怒り、いらだち、不快、を感じたこと
3.恥辱、屈辱、不真面目、を最も感じたこと
4.畏敬、驚異、驚嘆、を最も感じたこと
5.軽蔑、さげすみ、見下す気持ち、を感じた
6. 嫌悪、嫌気、強い不快感
7.恥ずかしかった、人目がきになった、赤面したこと
8.感謝、ありがたい気持ち、うれしい気持ち
9.罪に意識、後悔、自責の念
10.憎しみ、不信、疑惑
11.希望、楽観、勇気
12.鼓舞され、高揚感を覚え、元気づけられたこと
13.興味、強い関心、好奇心
14.うれしさ、喜び、幸せ
15.愛情、親しみ、信頼
16.誇り、自信、自分への信頼
17. 悲しみ、落胆、不幸
18.おびえ、恐怖、恐れ
19.安らぎ、満足、平穏
20.ストレス、緊張、重圧感
自己診断テスト(英語)
<a href=”https://www.positivityratio.com/single.php”>https://www.positivityratio.com/single.php</a>
継続してテストする場合は登録が必要です
サインアップのページ(英語)
https://www.positivityratio.com/signup.php
登録後のログイン(英語)
https://www.positivityratio.com/login.php
これらのチェックが終了したら
ポジティビティ「2」以上:ネガティビティで「1」以上のものを
数えて
それを割るだけ。『ポジティビティ:ネガティビティ(1)』が
今日のポジティビティ比です。
感情・幸福の黄金比3:1の維持は名言を読むこと
悩んだ時、落ち込んだ時、迷った時、失恋した時、
偉人の名言・格言に触れ
心が穏やかになり
今でも、その言葉が脳裏に残ったりしていませんか?
これは、知らる知らずの内に
黄金比率3:1に近づけていたのかも知れません。
今思うに、その時に心に残っている
名言を紹介しょうと思います。
◆ニーバの名言です。
神よ
変えることのできないものを静穏に受け入れる
力をを与えてください。
変えるべきものを変える勇気を
そして
変えられないものと変えるべきものを
区別する賢さを与えて下さい。
~ニーバ―の祈り~
◆エリックバーンの名言
過去と他人は変えられない。
しかし、今ここから始まる未来と自分は変えられる。
~エリック・バーン~