自己否定とは自分のことを嫌いになったり、楽しむことを拒絶したりすることを指します。ネガティブな感情を招きますが、自己否定におちいる原因はどこにあるのでしょうか?
今回は自己否定を招く主な原因について、自分を好きになれるような名言や方法と一緒に紹介します。
Contents
自己否定に関する偉人や有名人が残した名言集
過去の偉人や有名人が残した言葉の中に、自己否定に関連するものがたくさんあります。主なものを以下でチェックしていきましょう。
人間どうせ幸せになるのよ。
ハッピーエンドに決まってるのになんでバッドエンドにしたがるの?
理由を見つけて自分が不幸だなと思おうとしているだけで思わなければずっと幸せだからね。
‐カズレーザー–
もっとも危険なことは、敗北よりもむしろ自分の敗北を認めるのを恐れることであり、その敗北から何も学ばない事である。
‐レーニン–
一番良くないのは諦めることです。
自己流で試行錯誤してみたけれど、扉が開きそうもないから、自分には無理だと諦める。
それではあまりにも人生がもったいない。
‐ジェームス・スキナー–
今までのやり方を変えるのはしんどいことです。
変えさせる私だってしんどい。
でも、「嫌われていいんだ。だって正しいことなんだから」と思うと、強くなれます。
‐森岡毅–
人生は決して一本道ではない。
‐河合隼雄–
人生はいいことも悪いことも連れ立ってやってきます。
不幸が続けば不安になり、気が弱くなるのです。
でも、そこで運命に負けず勇気を出して、不運や不幸に立ち向かってほしいのです。
‐瀬戸内寂聴–
自分の限界を認めることで、はじめてその限界を超えることができる。
‐ベルトルト・ブレヒト–
自分を特別だと思わないことだ、現状に甘んじて努力をしなくなるからだ。
あの人は特別だと思わないことだ、自分には才能がないからと挑戦や努力から逃げるようになるからだ。
‐DaiGo-
得意なこととやりたいことは一致しないんだよ。
だから、まずは「得意なこと」を見つけなさい。
それが成功すれば「やりたいこと」はできるようになってくるから。
‐萩本欽一–
成功とは自分を好きになること、自分のしていることを好きになること、そして、自分のやり方を好きになること。
‐マヤ・アンジェロウ–
世界でもっとも不幸な人間というのは、せっかくの時間を何に使ったらよいかわからなくて、いたずらに一日を迎え一日を送る人間の事を指すのでしょう。
‐エレノア・ルーズベルト–
自分のダメな部分を認めることができると自分を変化させることができます。
一番怖いことは自覚がないことです。
‐諸富祥彦–
負の思いにとらわれると苦しい思いをするのは自分自身です。
苦しみから自分を救うことができるのは自分だけです。
‐江原啓之–
自己否定におちいってしまう主な原因
自己否定におちいってしまう原因はさまざま。複数の要因が複雑に絡み合っているケースもあるでしょう。
主な原因は次の通りです。
1.幼少期の親子関係が健全ではなかった
幼少期に親から認めてもらえなかったり、頻繁に叱られたり、反対に過保護に育てられたりするなど、親子関係が健全ではなかった場合に、自己否定を引き起こすことがあります。心身への虐待も同じです。
自分自身を丸ごと好きになる自己肯定感は、幼少期における健全な親子関係から育まれるといわれています。
2.学校教育の影響
2つ目は学校教育の影響です。多くの学校では勉強で良い成績を取ったり、スポーツができたりする子どもを褒める傾向にあります。
反対に、勉強やスポーツの成績が芳しくない子どもは褒められる機会が少なく、自己否定のきっかけとなりかねません。
自分自身を認める!自己否定を止めるためにできること
冒頭でも述べたように、自己否定はネガティブな感情を招きやすく、多くの人にとってプラスとはなりません。最後に自己否定を止めて、自分自身を認めるためにできることを紹介します。
全部がうまくいっている人はいないと理解する
自己否定する人は、「周りの人は成功している、うまくいっている」と考えがち。しかし、実際には全部がうまくいっている人はいません。みな悩んだり、つまずいたり、紆余曲折したりしながら暮らしています。
完璧さを求めると自己否定につながるため、完璧にできる人はいないことを理解しましょう。
自分と他人とを比べない
自分と他人とを比べる習慣がついてしまうと、どうしても他者の良いところばかりに目が向きがちです。そして、自分ができていない部分や劣っている部分が浮き彫りになり、自己否定を招きます。
しかし、自分は自分、他人は他人です。他人と比べても意味がないため、比べるのを止めましょう。
比べるなら、過去の自分と比べるべきです。
自分で自分を褒める
最後は自分で自分を褒めることです。
人間は褒められる経験を重ねることで自信がつき、自己否定から脱却できるようになります。
自分で自分を褒めても効果があるので、日常生活上のささいな行動を取り上げて、ぜひ積極的に褒めてみましょう。