コンプレックスを一言で説明すると、劣等感のこと。
おそらく多くの人が程度の差はあっても、何かしらのコンプレックスを抱いていることでしょう。
コンプレックスが大きければ大きいほど、自分自身に対する自信が喪失し、社会生活に支障をきたす可能性が高まります。
一方で、コンプレックスを受け入れてしまうと、驚くほど気持ちが楽になるでしょう。
今回はコンプレックスを受け入れ、認めるための方法について、コンプレックスに関連する名言と一緒に紹介します。
コンプレックスを受け入れる!偉人や有名人が残した名言集
まずは名言集を見ていきましょう。
コンプレックスに関するものを紹介するので、いまの自分に合った一言を見つけてください。
劣等コンプレックスから抜け出すためには、その劣っている面じゃない、素晴らしいほうの面から自分を見返して、駄目ならかえって面白いじゃないか、というように発想を変えてみることだね。
そうすれば心がもっと自由になるし、心が自由になれば周囲の視線も気にならなくなる。
‐岡本太郎–
自分への教育は、自分の無知を認めることから始まる。
‐スティーブン・R・コヴィー–
劣等感を言い訳にして人生から逃げ出す弱虫は多い。
しかし、劣等感をバネに偉業を成し遂げた者も数知れない。
‐アルフレッド・アドラー‐
何もかもが上手くいくはずはないのだから何もかも上手くいかせようとするのは、方法論として間違った考え方だ。
‐阿佐田哲也–
自分を特別だと思わないことだ、現状に甘んじて努力をしなくなるからだ。
あの人は特別だと思わないことだ、自分には才能がないからと挑戦や努力から逃げるようになるからだ。
‐DaiGo-
おのおのの人が自分の心の内部にあるコンプレックスを開発してゆく代わりに、それを補う人と結びつくことによって、手っ取り早く相補性を獲得する。
‐河合隼雄–
知りたくなかった自分を知り、認めたくない自分を認めるのが、自分探しの本質。
‐為末大–
心のリミッターを外してやるだけで、時間に対する考え方もずいぶん変わるんじゃないでしょうか。
‐寺田和正–
自分が負けたと思わない限り、負けることはない。
‐イアン・ソープ–
自分の欠点ばかり気になり出したら、そんな劣等感を直してくれる人間はこの世に一人しかいない。つまりあなた自身だ。
‐デール・カーネギー‐
もっとも危険なことは、敗北よりもむしろ自分の敗北を認めるのを恐れることであり、その敗北から何も学ばない事である。
‐レーニン–
あなたの短所を攻めるのが敵。
あなたの長所を認めるのがライバル。
‐斎藤茂太–
自分を一つの型にはめることによって安心するってとこが誰しもあると思うんですけど、
そういった物の考え方の中で、型にはめないで、それはひとつの状況に過ぎないって考えたい。
‐尾崎豊–
人間とは矛盾だらけのものであり、けっして割り切れないものであり、つじつまの合わないものである。
このことを徹底的に悟るとき、あらゆるコンプレックスは希薄化の方向に向かうように思う。
‐中島義道–
せめて自分ぐらい自分を褒めて認めてあげないと自分が救われない。
‐美輪明宏–
負の思いにとらわれると苦しい思いをするのは自分自身です。
苦しみから自分を救うことができるのは自分だけです。
‐江原啓之–
40年間負けん気でもってたみたいなもんです。
逆に言うと、劣等感や怯えがあったから、続いたともいえるんですね。
‐手塚治虫–
バカっていうのは自分がハダカになることだ。
世の中の常識を無視して、純粋な自分だけのものの見方や生き方を押し通すことなんだよ。
バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ。
‐赤塚不二夫–
コンプレックスを受け入れて、前向きな人生を歩むための方法!
自分のコンプレックスを克服する方法がある一方で、コンプレックスをそのまま受け入れる方法もあります。
最後にコンプレックスを受け入れて、前向きな人生を歩むための方法を見ていきましょう。
自己肯定感を高める
まずは自己肯定感を高めましょう。
コンプレックスを感じやすい人は概して、自己肯定感が低い傾向にあります。
自己肯定感とは、プラスの面とマイナスの面のどちらも含めて、丸ごと自分自身を好きだと感じられることです。自己肯定感が高い人は大きな自信を持っており、あらゆること対して前向きに捉えられるようになります。
自己肯定感を高めるためには、成功体験をできるだけ多く積むことが不可欠。コンプレックスとは関係ない部分でも構わないので、身の回りのことで成功を感じられる体験を重ねていってください。
物事の多面性を知る
あらゆる物事にはひとつだけではない、さまざまな面が存在します。もちろん、コンプレックスと感じているものも同じです。
たとえば、「美人ではないルックス」にコンプレックスを抱いている女性がいるとしましょう。同じルックスでも「美人ではない」部分だけでなく、「安心できる」「一緒にいて落ち着く」といったプラスに働く面も存在するはずです。
物事の多面性を客観的に知ることで、コンプレックスをそのまま受け入れられるようになるでしょう。
自分のコンプレックスを冷静にふり返り、どのようなプラスの側面があるのかを考えてみてください。