『耳は二つ、口は一つ、喋る倍だけ聞きなさい!』
耳は一つ
口は一つ
喋る倍だけ
聴きなさい
~盛源寺ことば~
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「人は話をすることで癒される」
臨床心理学者のカール・ロジャースさん
「人は話をすることで癒される」
つまり
たくさん聴いてあげることが相手の為になるということです。
人の話をただ聞くのではなく、
注意を払って、より深く、丁寧に耳を傾ける「傾聴(けいちょう)」が大切です。
そしてその「傾聴」には五つのレベルがあると言うことですので紹介します。
レベル1.相槌(あいづち)をうつ。
レベル2.「はい」「え~」「なるほど」などを言う。
レベル3.相手が言ったことを繰り返す。
レベル4.相手が言ったことを自分の言葉にして(ほめて)話す。
レベル5.レベル4に加えて相手に共感する。
如何でしたか?
自分より年上の人や目上の人にはレベル3くらいまで出来ているけど、
年下や後輩には、意外とできていなかったりしますね。
奥さんの話なんかも、傾聴して聴くとどんどん盛り上がっていくものです。
間違っても、「で、何が言いたいの?」
なんて言ったらいけませんね。
最初から結論なんて持っていないことが多いんですから。
ただ、聴いてもらいたいだけだったりすることもあります。
たくさん聴いてくれる人との間にはそこに信頼関係が構築されます。
口は1つですが、耳は2つありますね。
話すより聴く方を多くした方が良いよって神様も言っているのでしょう。
「素直な心というものは、誰に対しても何事に対しても謙虚に耳を傾ける心である」
と言っています。
「傾けて聴く」と書いて「傾聴(けいちょう)」ですね。
傾聴力のポイントは3つです
相手の感情をきちんと聞き分け、さらにその感情をきちんと受け止めて、言葉の真の裏の真意を読み取る。
徹底した「感情移入の力」。
自分の感情に振り回されずに、相手の話に全神経を集中する「感情コントロール力」。
聞いた話の中から必要なことを聞き分けて、適切な質問を投げかけていく「質問力」。
-佐藤綾子-
傾聴とは?
傾聴はもとはカウンセリング方生まれた聴き方です。
現在では効果的なコミニケションスキルとして日々使われ、活用しています。
相手の話を否定るることなく聴き、理解を示し、共感し、尊重し、さらに話を聞きだしていく聴き方です。
傾聴を実践することで相手の人は、「私のことを分かってくれる」「アタマの中が整理できた」「気持ちが前向きになった」・・・
相手の人は、良い反応を示してくれます。