1.内なる批判者は「過去」と「失敗」に
こだわるが
あなたは「現在」と「成功」に
意識をむけて生きて生きて生きていくべきだ。
内なる批判者と仲よくしてはいけない。
それは、あなたの最大の敵なのだ。
2.ミスを犯した自分を
厳しく責めるのではなく
ミスを犯さない人がいるとすれば
それは何もしない人だけである。
3.親切について
心に銘記すべきことは何だろう?
それは「親切は連鎖する」ということだ。
あなたが誰かに親切しすれば
その人も誰かに親切にしたくなる。
こうして新設の輪が広がるのである。
4.人にほめてくれたときは
寛大な気持ちでそれを受け入れ
心からお礼も言葉を述べよう。
あなたはほめられるだけの
価値があるのだから。
5.現実を直視しょう。
変えることのできない現実は
受け入れる以外に方法はない。
6.利己的な人間は
自分を愛しすぎているのではなく
自分をほとんど愛していない。
彼らの行動は
過剰な自己愛の産物のように
見える子も知れないが
実際は自信のなさに起因している。
利己的な人が
他人を愛していないのは事実だが
それよりもずっと
自分を愛していないことが
問題なのだ。
7.自尊人が高ければ
問題を引き起こす行動に気付いて
それを取り除くことが容易になる。
自分で問題をつくり出すのではなく
心の平和を享受する
人生が苦しみではなく楽しみになる。
人生とはたのしいものなのだ。
8.私たちに秘められた可能性は
無限だ。
9.私たちはあるがままの自分を
愛されたことが
めったになかったので
自分が基本的に
愛されない存在だと
思い込むようになった。
愛はビジネスの取引のように
何かと交換する商品だと勘違いした。
私たちが一定の規則に従い
特定の条件を満たした場合にのみ
私たちに愛を与えてくれた。
いい成績をとったとき
問題を起こさなかったとき
言いつけを守ったとき
自分の部屋をきれいに片付けたとき
頑張って勉強したとき
いい友達を選んだとき
親の様々な期待に応えたとき
などだ。
けれども、私たちがそういった要求に
応えられなかったとき
親は私たちを愛してくれなかった。
10.何らかの点で自分より優れている人と
比較されることによって
私たちは自分が劣っていると
感じさせられてきた。
例えば、こんな具合だ。
「近所のあの子は勉強ができるのに
なぜあなたは勉強ができないの?」
「なぜ隣の子のように
いつもお行儀よくできないの?」
「いとこは奨学金をもらったのに
なぜあなたは頑張ってしなかったの?」
親は私たちの長所を褒めずに
短所ばかり強調した。
だから、私たちは自分が
深刻な問題を抱えていると
思い込むようになった。
11.何かが真理であると思い込むと
それが実際に
心理であるかどうかは関係ない。
私たちはいったん思い込みにとらわれると
まるでそれが真理であるかのように
するまうようになる。
12.私たちが他人のことをどう思おうと
私たちの勝手であるのと同じように
他人がわたしたちのことをどう思うと
他人の勝手である。
13.他人から認められるためには
彼らが認めてくれるような
行動をとらなければならない。
その結果、他人によく思われたいと
決意した瞬間に
私たちは思いどおりの
生き方をする自由を失う。
14.他人の意見は
自分の意見よりも重要だろうか?
もし他人の意見が
自分の意見よりも重要だと思うなら
自分よりも他人を
重視していることになる。
15.他人からどう見られているかを
想像することほど
無駄なことはない。
生い立ち
アメリカの著述家。長年、経営者としてビジネスに携わるうちに
「人が自尊心を高め、自らの価値を確信することが
人生における成功や幸福に直結する。」
ということに気づき、「自尊心に関する研究をおこなう。